お久し振りです。findmanです。
今日仮面ライダーゼロワン、セイバーの映画を見てきたんだけど、ゼロワンの映画があまりにも名作過ぎた。なので今回はそれを踏まえたゼロワンの総評を行っていきたいと思う。
なお、久しぶりの連日執筆をするほど映画「ゼロワン」は面白かった。
仮面ライダーゼロワンとは?
これ読んでる人は大体わかってると思うけど、一応かんたんに。
今作は令和第一号目のライダーで、シンプルなライダーデザインや初期から女性ライダーがいたりと新時代の到来を彷彿とさせる作品である。
あらすじとしては、社長でライダーの主人公「飛電或人(ひでんあると)」が自社の製品であるAIロボットの「ヒューマギア」と「人間」の共存のため様々な敵と戦っていくというものである。
「ゼロワン」の評価が大きく分かれる理由
今作は人によって大きく評価が分かれる作品である。
その理由としては、
「凄く良い長所と悪すぎる短所」
をこの作品が抱えているからである。
そのため、長所をすごく良いと感じる人は高評価をするし、短所を悪すぎると感じる人は低評価をする。
ここからは俺の独断と偏見で決めた長所と短所を上げていこうと思う。
長所
スーツのかっこよさ
仮面ライダーゼロワンはさっき行ったとおり、令和一作目で平成との差別化をしようとしてたんだけど、その中でも際立っているのはそのデザインだ。
平成ライダーは時代を追うに従ってどんどん派手になっていったんだ。
上の画像は歴代平成ライダーが写ってるんだけど、
特に最終作品であるジオウ(真ん中のやつ)は顔に「ライダー」と書いていたりとその派手さはわかると思う。
それに対して、今作仮面ライダーゼロワンはシンプル、スタイリッシュなかっこよさという平成ライダー後期とは真逆のスタイルを歩んでいて個人的には高評価。
(スタイリッシュなこのデザインはライダーに興味ない人でもかっこいいと思う人は多いハズ。)
そして仮面ライダーでは恒例の新フォームの追加があるんだけど、平成ではただでさえ派手だったフォームが新しくなるごとに派手さが更に増していく。
(平成を象徴するようなデザインの仮面ライダーエグゼイド)
例えば「ジオウ」ではグランドジオウという最終フォーム(?)があるのだが、
下の画像のように、歴代ライダーの像が体についているデザインとなっている。
それに対し、下の画像を見てほしい
この画像の通り、ゼロワンらしさ、シンプルさを保ちながら正当進化をしていっている。さらに、右下の最終フォームである仮面ライダーゼロツーも平成の全部のせ派手なフォームとは変わってシンプルさを持っているのはすごい。
また、主人公以外のライダーもかっこいい。
個人的なお気に入りは「仮面ライダー迅 バーニングファルコン」だ。
バトルシーンのかっこよさ
このかっこいいデザインを活かしきれているバトルがこの作品では繰り広げられている。ゼロワンのスピード感を生かしたバトルや、メタルクラスタのバッタを使ったバトルは見ていてとても興奮する。
さすが東映といったようなアクションで、脚本が面白くなかったときもバトルのためだけに見ることが出来た。
俳優たちの演技
ゼロワンでは経験がまだ多くはない俳優が中心に出演していたが、全員が精一杯の演技をしていて、とても惹かれた。彼らの熱演を見て下手だと思ったことは一度もなかった。
変身アイテムなどのかっこよさ
今作はまた、変身アイテムもかっこいい。
主人公のベルトである「飛電ゼロワンドライバー」は始めてみたときグラフィックボードかと思うよなデザインでこちらもとてもスタイリッシュなデザインである。
そして、小物アイテムである「プログライズキー」もシンプルでかっこいい。
個人的には主人公の闇落ちアイテムである「アークドライバーゼロ」が好きだ。
変身音もかっこいい!!
そしてこの作品、変身音もかっこいい。
平成後期では変身音で「歌ったり」、「自己紹介」、「イェイ!」など奇抜さを狙っていたのに対し、今作はまたもシンプルにしている。
この動画ではそれがよく分かると思う。
それに対し、これを見てもらったらわかると思うけど英語の機械音声のような音と、ハイテンションな音声がどストライクだった。
短所
ここからは、俺が短所だと思うところを語っていこうと思う。
脚本
全体的な流れ
今まで上げてきた長所を無に返すほどゼロワンの脚本は恐ろしかった。
第一話は多くの人が歴代最高というほどよく出来ていて、俺も令和初ライダー期待できるなーとかその頃は思ってた。
とはいえ、15話辺りまでの滅、迅との戦いはなかなか面白かったし、新たに出てきたサウザーには心躍った。
少しのガバや寒いギャグはあったけど、特に気にはならなかった。
問題はその後だ、、、
年明けから始まった「お仕事五番勝負」は個人的に面白さが微塵も感じなかった。
ヒューマギアが壊されるだけの胸糞展開と、無能社長、無能ヒューマギア、そして無茶苦茶な行動ばかりするサウザー、ガバガバすぎる展開。とはいえメタクラのかっこよさでなんとか毎週見れていたんだけど、「チェケラ」回はホントひど過ぎた。
政治演説をラップで行い、いきなり暴走しだすチェケラ。ひでぇ、、、
この悪夢みたいなお仕事五番勝負が、大体ゼロワンの悪評の理由だったりする。
その後はガバ展開があったり、辞表パンチとか言うクソサム展開があったけど、ランペイジバルカンや亡の展開、戦闘シーンのかっこよさで見れていた。
そして自粛期間からの本編再開から、また急に面白くなってくる。
個人的にはゼロツー登場回からアークゼロ回で最高潮に達し、そこからは毎週のゼロワンが楽しみになっていた。あそこでの闇落ち展開はほんとにそそられたし、最後のアークライダー同士、失ったもの同士の最終決戦はたまらんかった。
そして映画を見てきたんだけど、ネタバレにならないようにこれだけ言っとく。
「個人的にライダー映画最高傑作。 AtoZを超えた。」
てこと。個人的に終わりよければすべてよしと言えるほどの面白さでホントなんで本編はこの面白さでしなかったのか、、、
ガバ展開、意味不明展開
視聴者置いてけぼり展開で意味わからないまま進んでいくのがゼロワンの基本で、特にお仕事五番勝負からは目立つようになった。
また、主人公飛電或人のキャラがおかしくて社長というキャラが活かしきれてないし、もと芸人というところが足を引っ張ってるし現実を見ずに大体「夢!夢!」ばっか言ってる印象。
これを見れば仮面ライダーゼロワン、飛電或人というキャラが分かってしまう。
また、各キャラが自分の強みを活かしきれてなくて、例えば刃さんなら技術者として新しい強化フォームと作れなかったのかとか、上げたらきりがない。
残された伏線、内容
多くの謎が残されたままである。
- 其の助が死んだあと或人はどう過ごしたのか。
- なぜ其の助はヒューマギアなのか、本物の父親は?
- 或人は人間なのか?ヒューマギアなのか?
- 天津の「仮面ライダーの神話」とは?
- スラッシュライザーはどうやって作られたのか
などなど、、、もう回収されないんだろうな、、、
じゃあ君はどっちなん?
じゃあ書いてる俺は好きなんか嫌いなんかどっちなんやってことなんだけど、おれは
なんやかんや好きです。
途中やっぱり見るのが辛くなったりしたり、未だクソ寒ギャグにはついていけないけど、やっぱり映画のおかけで高評価をすることが出来た。
そのレベルでほんとに映画は面白いから、途中で見るのやめたニキもマジで見てみてほしい。
今日は疲れたんでここまでです。意見あったらコメントにご自由に。
じゃ。