お久しぶりです。findmanです。
最近スマホ業界ではPixel6の発売や、Iphone13の発表など、面白いことが結構起こってるんだけど、数年前と比べるとかなり停滞気味な情勢になっていると言わざるを得ないんだ。それで、この記事を通して俺が言いたいことは一つ。
「わざわざ最新機種のスマホを購入する必要はない!」
ということ。とはいえ、これをみんなに「ふーん」って思ってもらうには、いくつか知ってほしいことがあるし、この言葉の意味の取り違えをしてほしくないから、ここからの説明をぜひ読んでもらえればと思う。
スマホ業界全体の鈍化
まず、最近のスマホ業界についてかんたんに説明していこうと思う。
数年ほど前までは、
という構図で、新機種が出るごとに性能の変化が感じやすく、また発展途上で荒削りな所も多かったから、毎年発売される新機種をどんどん買っていっても良かったんだ。
しかし、最近になってついにスマホの性能が、したいこと全てができるようなものになってきたんだ。
それで、去年辺りからのハイエンド機種などは、性能は上がっているのに体感することは出来ないという状態に陥っている。
つまりどうゆうことかというと、現在のハイエンド機の性能をフルに活用するような使用法がないということなんだ。
もちろんベンチマークという性能を測るアプリなどでは性能差を知れると思う。ただ、結局日常使いにおいては、一年前の機種と今年の機種と性能に差を感じなくなってきている。
で、この状況になってしまうと、性能を体感するにはソフト側に革新的なイノベーションをしていただかなくてはならない。今その候補をあげるなら、例えばARだとか、VRだとかAIだとか。しかしこれらは未だ、日常生活に浸透していない。
ということで、現在のスマホは必要以上の性能を乗っけて10万以上とかいうバカ高い値段で売っているという現状があるんだ。
スマホ開発の選択
で、こんな状況になってきてるわけだから、今までスマホの開発においてメインに置かれてきた「性能」を別のものにすり替えて、付加価値をつけていかなければいけない。
とりあえず、その例を一つ紹介する。
Iphoneの場合
Appleはスマホの流行を作った張本人であり、現在でも最前線を走り続けているトップメーカーだ。とはいえ、Iphone11以降、12、13といった新機種を出し続けているものの、これらの機種で性能差を感じるのは難しい。
では、どのような点で性能以外の付加価値をつけているのだろうか。
まずはカメラ。Iphoneは特に11から、通称「タピオカメラ」なんて呼ばれたカメラ性能の高さを大きな売りにしていた。業界最高と言っても差し支えない写真、簡単操作で取れるからこそ素晴らしいし、また、動画での手ブレ補正の強さは当時俺が目を疑うほどだった。
そして、Iphone12からは性能重視から変わって、バッテリーの持ちや軽さといった取り回しの面を強化していった。Iphone11の時点で必要になるような性能を十分に満たしており、それゆえ12ではユーザーのかゆいところに手が届くような11の補強板のような作りがされている。
また、13でも同様の補強のような設計がなされており、現状性能でいれば完成されたスマホと言っても差し支えないだろう。
最新スマホを買う価値はあるのか
さて本題、「最新スマホって買うべき?」という話をしていこう。
まず結論を言ってしまえば以下になる。
性能以外に価値を感じられ、それ以前の性能的には大差ない機種と2,3万の差があってもほしい ⇒ 新型買え
付加価値にそれ以前の機種より高い金を出すほどの魅力を感じない。 ⇒ 型落ち買え
実にかんたん。理由を話していく。
型落ち機と新機種との差はなくなってきている。
さっき話したとおり、現在のスマホは性能が頭打ちになっているので、一年前の機種と新型の機種との単純な性能面での差はほぼない。
となると、各社はそれでも買ってもらうために、様々な付加価値をつけようとする。それで、新型機を買うかのボーダーラインは旧型機から追加された付加価値に、わざわざ大金をはたいて新型機を買うほどの価値があるのかというところになる。
今回の記事何度もお世話になってるIphoneさんをもう一度例に出して、付加価値の話をしたいと思う。
まず、俺的には二年前の機種であるIphone11で性能面はもう困らないと思っている。それは主観ではなく、antutuという性能を測るアプリの結果から発言してるんだけど、そこらへんの話は省略。Antutuスコアは知らべればすぐ出てくるよ。
で、そんなIphone11を買うべきか、はたまた12を買うべきか、更には13を待つか。これらの選択をするために、いい点、参考になる点をまとめた表を制作した。
こんな感じに、11,12,13に大きな差はない。で、11と12では、重さとカメラ性能のUP、12と13ではカメラ性能という進化に買うだけの価値を感じられるかということだ。
で、最近のスマホに置いては他機種でもこのようなことが言えるようになってきているわけで、何度も言ってるけど付加価値に高い金を出そうと思えるかが大切になる。
逆に言えば、これらの付加価値に味を感じなければ、一年前の型落ち機種でも十分事足りるということなんだ。
まとめ
たくさん語ったけど言いたかったのはこれだけ。
周りに騙されてオーバースペックなバカ高スマホを買わされるな!
自分にあったベストなスマホをしっかり選ぼう!ということ。
今年も意味もなく惰性で新型Iphoneに乗り換える人が多いんだろうなと思いつつ、今日の記事はおしまい。
じゃ。
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