お久しぶりです。findmanです。
授業の空きコマに特にやることもないので、記事の更新頻度が増すかもしれない。そんなことは置いといて、今回はアトラスの新作「メタファー リファンタジオ」のプロローグ体験版が配信されたのでプレイレビューを書いていこうと思う。
メタファー リファンタジオとは?
「メタファー リファンタジオ」はペルソナシリーズや女神転生シリーズなどでおなじみのアトラスが送る新作RPG。この作品はアトラスが大躍進し、俺自身もとても好きな作品である「ペルソナ3~5」の主要メンバーが制作しているので、ずっと前から楽しみにしていた作品だった。
学園モノであるペルソナシリーズとは打って変わり、今作はファンタジー世界が舞台である。とはいえこのファンタジー世界はアトラス感あふれる、私たちが生きるリアルとのつながりが見えるものとなっていて正直興奮抑えられないんだけど、これは後述。
引き付けられる世界観とストーリー
まず、このゲームを開始すると「自分の名前」を入力するよう指示される。「主人公の名前」でなく、「自分の名前」だ。
ゲームの世界では、どうやら私たちの住むリアルが幻想とされており、種族の差もなく平等で平和な世界であると記述されており、作中のキャラが私たちの現実を羨むシーンもある。しかし、私たちの現実は当然そうでなく、みな同じ人類であるのにも関わらず戦争が絶えない。
この認識のずれが、ストーリーにどのような影響を与えるかは未知数だがこれまでの作品のストーリー展開から、今回もきっと面白いストーリーになるだろうと俺は勝手に安心している。
最高のアート
とにかくアートがすげーいい!!
上の画像はメニュー画面なんだけど、本当にかっこよすぎる!しかもぐりぐり動きます。さすがペルソナシリーズを手掛けてるだけある。さらにキャラも個性豊かで超魅力的。
(副島氏の画力が光ってる、、、!)
また中ボス、大ボスの立ち位置である「ニンゲン」のデザインも超クール。
画家「ヒエロニムボス」の作品をモチーフとなっており、ニンゲンのどれもが強烈で印象的な見た目をしており、俺的には堪らない。
戦闘の爽快感
RPGが冗長に感じてしまう理由の一つとして、「いちいち雑魚敵に対してもコマンド選んで戦わなくてはいけないこと」がある。今作はこれを「自分よりも格下の敵はフィールド上の攻撃のみで倒せる」という要素で解決している。
これまでペルソナシリーズではフィールドアクションは有利な状況で戦闘を始める要素だったが、今作ではその要素をさらに拡張し、フィールドアクションで敵に直接ダメージを与えられるようになった。おかげで戦闘のテンポ間がかなり上がった。さらに、コマンド選択もワンボタンで終わるものが多い。
最高の音楽
ペルソナシリーズといえばかっこいい英語の歌詞入りBGMも大きな特徴の作品だった。
そして、メタファーでもペルソナシリーズでBGMを担当した目黒大明神がコンポーサーを務めており、今作のBGMもめちゃくちゃかっこいい。個人的に気に入ってるのは通常戦闘曲。(チャンスエンカウントのときとそうでないとき両方)
本当にどっちも好きすぎて、最近作業してるときによく聞いてる。ファーストインプレッションは正直あんまりだったんだけど、繰り返しゲームで聞いてるとどんどん好きになってて、気づいたら曲を聴くためだけにわざわざ敵と戦いに行ったりしてしまっていた。
ちなみにこの曲の特徴的な男性ボーカルはどうやら現役僧侶らしく、さらにサビまでのラップは人口言語として有名なエスペラントで書かれているらしい。目黒節が聞いていて本当に堪らない曲だ。
(東京ゲームショウでは歌唱している僧侶が回転するリアル回転説法が見れたらしい)
『メタファー:リファンタジオ』の戦闘BGMなどのボーカルが本物の住職だったってだけでも衝撃だけど、その上で更に大回転するなんて誰も予測しなかったんですよ pic.twitter.com/3HXmsDWOHx
— TsuhimaHiro (@Tsushimahiro23) 2024年9月25日
なおチャンスエンカウントが取れなかった曲はまるでラスボス戦のようにおどろおどろしい曲なんだけど、これが大正解。体験版を難易度ノーマルでプレイしてるんだけど、敵の攻撃がかなり強いから、先制を取られたときの恐怖感はこの曲くらいある。
最後に
正直ここまでおもろいとは思ってなかった。早く続きがやりたくてしゃーないんだけど、アトラスのこれまでの完全版商法で何度か泣きを見ている俺からすると、発売日に買おうと思えない。頼むから安心してゲームを買えるようにしてくれーーーー。
じゃ。