げに一刻も千金の

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【初心者必見!】最初は気づかない曲作りの挫折と解決策 3選【DTM】【ボカロP】

最近違う名義でちょくちょく曲作りをやってるんだ。最初は「流行りのアーティストみたいにでかく当ててやるぜ!」なんて意気込みもあったんだけど、やってみると本当に伸びない、、、

まあ、楽曲の投稿を初めてまだ4か月程度だから何とも言えないし、曲数だって3曲しか出してない。それでも、少し作曲をかじったことで分かった初心者は気づかないであろう作曲でしなければならないことのいくつかには気づくことが出来た。

だから今回はそれをみんなに伝えていきたいと思う。

要点

この記事で述べてる内容の要約は以下。

1,作曲ソフトの導入がむずい、音が出ない!

2,楽器のパート分けがわからん!

3,ミキシング、マスタリングって何??

1,まずソフト、アプリの導入で躓く

今の時代、楽器が弾けなくても作曲はPC,スマホ一台で完結することができる。作曲ソフトは「DAWソフト」とか「DTMソフト」なんて呼ばれてる。みんな、これをDLして作曲を始めようとするんだけど、実はここが最大のつまづきポイントといってもいい。
なぜなら

・まずソフトをダウンロードするのが難しい

・ダウンロードできてもなぜか音が出ない

だから。

DAWソフトをPCにダウンロードするには、ある程度のPCの知識がないとできない。しかも、ダウンロードできてもなぜか音が出ないという症状がかなりの確率で起きる。対処法をググったりしてみても結局よくわからなかったりして、ここでさっそく挫折してやめてしまう人が大勢いるんだ。

かくいう俺も導入に1日かかったし、音が出ない問題で1度あきらめたこともあった。

これに関しては、とにかくググりながら根気よくやるしかないから、なんとか頑張ってほしい。

2,曲にはどんな楽器が必要かわからない!

何とかDAWソフトを導入出来て「さあ曲を作ってやろう」と考えたときに、次に衝突するであろう問題がどんな楽器使えばいいんや、、、?って手が止まることだろう。

Jpopなら基本的にどの楽曲も

・リズム系(ドラム、ベース)

・コード系(ギター、キーボード)

・リード系(ギターなど)

・飛び道具系(ブラスなど)

・ボーカル

みたいな感じに分けられる。

で、特に問題になるのはリード系と飛び道具系にどんな楽器を、どういう感じで使えばええねんってこと。

1曲目を作ろうとしたときに本当に悩むところだと思う。そこでお勧めしたいのが参考曲を1,2曲決めておくこと。

「そんなのオリジナル曲と呼べるんか?」って思うかもしれないけど大丈夫。例えばコードの並べ方(進行)の一つとして「丸サ進行」というものがある。これは「丸の内サディスティック」という曲で使われていたコード進行で、都会的でほかの進行とは異なる独特な響きが特徴。最近の流行りの曲はほとんどがこの進行をもとに作られているといってもいいほど、めちゃくちゃ使われてる。

youtu.be

(上の動画を見てもらえばどれだけ丸サ進行が使われているかわかると思う)

こんな感じにいい曲を作りたいなら、いい曲を参考にしていい曲たらしめている成分を抽出して自分の曲に加える必要がある。で、リード系の楽器とか飛び道具系の楽器もジャンジャン参考にすればいいと思う。

3,曲作りは「音を奏でるだけ」で終わりじゃない

曲を作ろうと思ったとき、まず何をするだろうか?楽器を持ってるならそれを引きながらメロディー、コードを考えてみたりするだろうし、楽器を持ってなくともPCで音を打ち込んで作成だってできるだろう。

それで、音をすべて書き込み終わったときにそこで曲が完成!って思う人がほとんどだと思う。もちろんライブパフォーマンスとか弾き語りしかしない人ならそれで充分だろう。でも、ちゃんとそれ自体を「作品」として、曲を投稿する場合はこうも行かない。

むしろ音をすべて打ち終わったところがスタートラインといえるだろう。PCを用いて曲作りを行う場合、俺は以下のような手順を踏む。

①作りたい曲のイメージ、参考楽曲を探す

②メロディを決定

③コードをメロディに合わせてつける

④楽器構成、各楽器のフレーズを考える

⑤歌詞を考える

⑥ヴォーカルを作る

⑦ミキシング

⑧マスタリング

思ったより行程が多くてびっくりしたかもしれない。「⓻、⓼が知らない言葉だ…」なんて思った人も少なくないだろう。

俺も作曲を始める前はこんなに行程が多いと思わなかったし、こんなに知らなければいけない知識が多いって思わなかった。

ミキシングってなに?

ミキシングとは各楽器の音量バランス、定位置、音色、EQを調整することだ。作曲において、この工程が死ぬほど重要!人によってはそれまでのメロディを考えたり歌詞を書くことよりも大切だと考えることも。

この工程は、知らないうちはとにかく「初心者 ミキシング やり方」とか調べて出てくるサイトを参考に、触りながら慣れていくべきだと思う。

音量調整

その名の通り、各楽器ごとの音量バランスを調整すること。簡単そうに見えてちょうどいいバランスを探すのはかなり難しい。

定位置

いわゆるパン振り(左右どちらからどのくらい楽器の音が出るか)とか音の広がりとかを調整する。これもむずい。

音色

これが初心者にとって一番ハードル高いかも。楽器ごとに対してエフェクターをかけて音色を調整していく。エフェクターとしては

・コンプレッサー…音を圧縮する

・リバーブ…音の反響感

・ディレイ…音の遅れ感

とか様々ある。これらの使い方がまずわからないし、使おうと思ってもパラメーターが分からない。さらにコンプなどのエフェクターは使っても変化が分かりずらい。だから調整がすげームズイ。

EQ

楽器に対してどの音域(低音から高音)を目立たせたり、カットしたりするときに用いるのがEQ(イコライザー)。これも最初はさっぱりだと思う。

マスタリング

マスタリングとは、いろんな再生環境を用いながら音質音量などの最終調整をすることだ。この工程も「何がいい音なのか?」ということが全く分からない初心者にとってはとても厳しいと思う。

最後に

わからないこと、面倒なことだらけの作曲ではあるけど、自分の感情、表現したいことが曲で表現できる楽しさはほかのどんな趣味にも代えがたいものだから根気よく何とか頑張ってほしい。

どうしてもわからないことがあったらこの記事のコメント欄に書いてくれ。俺かほかの読者が解決できそうなら返信するはずだ。

じゃ。