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【ドラクエ3リメイクは買うべき?】ドラゴンクエスト3移植版ごとの違いを完全解説!【DQ3HD2D】

お久しぶりです。findmanです。

ついにドラクエ3HD2D版の発売も迫り、期待に胸を膨らませている方も多いと思う。しかし、実はドラクエ3(以下DQ3)は様々な機種で異なるバージョンが販売されて愛されてきた。そこで、今回はそれらのバージョンの違いについて確認して、本当にDQ3HD2Dを買うべきなのか考えていきたいと思う。

どれくらいのバージョンが出てるの?

まずはバージョンごとの違いを大雑把に確認していこう。

ファミコン

初代DQ3

スーパーファミコン

DQ6のシステム準拠。双六、性格システム、隠しダンジョンなどたくさんの追加要素が存在。

ゲームボーイカラー

第二の隠しダンジョン、裏ボスの追加。

携帯電話版

SFC版ベースだが、双六等の削除。AI戦闘の導入。

スマホ

携帯電話版ベース。BGMは交響組曲版をベースにしたシンセサイザー音源。PS43DS、Switch等のDQ3スマホ版とほぼ同じ。

HD2D版

2024年11月14日発売。DQ3のフルリメイクとして様々な追加要素とHD2Dを引っ提げて登場。期待が集まっている。

ファミコン

シリーズ内でも特に人気が高いDQ3。発売日はどこの店でも行列ができ、社会現象となった。キャラクターメイキングシステムの導入や自由度の高いパーティ編成など、シリーズに革新をもたらした作品として評価されている。また、ロトシリーズの完結編として物語的にも重要な位置を占めている。

ファミコンがゆえに制約も多く、冒険の書も消えやすかった。FCとは思えない素晴らしいBGMの数々も特徴的だろう。

youtu.be

スーパーファミコン

amazon.co.jp

SFCドラゴンクエストIIIは、1996年12月6日に発売された、オリジナルのFC版をベースにしたリメイク作品だ。FCからSFCへと変わったことで、グラフィック、音質が向上してるほか様々な追加要素もある。

当時最新ナンバリング作品であったDQ6のシステムを基に作られている。

すごろく

ゲーム中の全5か所に、「旅人のすごろく場」というミニゲームが登場した。挑戦には「すごろくけん」が必要で、無視してもゲームの進行には全く影響がないけど、ここでしか手に入らないアイテムもある。

バージョンによって収録されたりされなかったりしている。HD2D版は収録されないようだ。

隠しダンジョン

エンディングに到達した冒険の書のみで行ける隠しダンジョンが新たに登場し、隠しダンジョン用のモンスター8種および隠しボスも追加された。最深部には裏ボス「しんりゅう」が存在し、規定ターン数以内で倒すことで願いをかなえてもらえる。

願い事としては、主人公の父親であるオルテガを復活させたいとか、新しいすごろくがしたいとか。さらにはエッチな本をもらうことだってできる。流石しんりゅうだ。

BGMが豪華

FCからSFCへとコンソールが変わったことで、BGMもオーケストラ版に基づいた豪華なものに。また、城・町・村のBGMは、昼と夜とで異なる曲が流れるようになった(夜は昼のBGMのアレンジバージョン)。

ゲームボーイカラー

ついにDQ3は携帯機にも登場。SFC版を基にゲームボーイカラー(以下GBC)の性能に合うように調整されている。やはり携帯機であるゆえ、SFC版と比べるとグラフィック、BGMのクオリティは劣るが、それも味があっていい。

中断の書の追加

やはり携帯機、手軽さが重要である。なので今バージョンからいつでもセーブして中断できる「中断の書」が追加された。超便利。

モンスターメダル

(引用元:https://m.youtube.com/watch?v=h_Om5TFu70I
モンスターを倒すと時々落とす「モンスターメダル」のコレクションを行うことができる。メダルは各モンスターごとに金・銀・銅があるが、最初は銅メダルしか入手できず、銅を入手することで銀を、また銀を入手することで金を入手できるようになるシステム。

携帯電話版

さらに手軽になったDQ3。2009年から NTTドコモ向け配信が開始された携帯電話アプリである。SFC版ベースであるが、すごろくやGBC版での追加要素は削除されている。機種によっては2MB版と1MB版があり、1MB版ではBGMが一部削られている。バラモス戦のBGMが削られているのはどうかと思う。

スマホ

携帯電話版をもとに作られたスマホ版。BGMが交響組曲版をベースにしたシンセ音源で華やかに。このバージョンを基にPS43DS、Switch版が作られているせいで、多くのファンから不評を買っていた。

HD2D版はどうなる??

さて、最新版のHD2D版はどうなるのか。

長く待たれたDQ3のフルリメイク版である。まず対応機種はSwitch、PS5と最新機種に対応している。なんといってもスクエニのゲーム「オクトパストラベラー」から培われてきた、3Dのマップを2Dのキャラが駆け回るHD2Dを採用している点が魅力だろう。

また、主人公の父「オルテガ」についての新エピソードも追加されていたり、新ボスの追加も行われている。さらに、新職業の「まものつかい」も導入される。

そして、オートセーブが追加されたり、難易度調整が可能になるなどの、現代のゲーマーに合わせた仕様変更も。しかし、すごろく場が廃止されたりと賛否両論の変更もある。

最後に

ついに発売日直前となったDQ3HD2D。正直ちょっぴりの不安もあるが、ファミコン伝説の作品を現代にうまく蘇らせて、たくさんの新規ユーザーを取り込んでほしいとドラクエファンの俺は切に願う。

じゃ。