お久しぶりです。findmanです。
Switch2ダイレクトが終わり、有識者向け体験会も始まっている今日この頃。Switch2に関する様々な情報がネット上に報告されているので、1度それをまとめて、Switch2の性能や互換情報を確認していきたいと思う。
現段階での性能表
現状では以下の情報が確定(T239はほぼ?)している。
グラフィックをAI技術で向上させる「DLSS」
Switch2はAI技術である「DLSS」に対応しているのが大きな特徴だ。
DLSSは、ゲームを「低解像度」でレンダリングし、その後、AI(人工知能)を使って「高解像度に見えるように補完」する技術。これにより、解像度が高いのと同じように見えるけれども、処理負荷は軽減される。
要するに、DLSSは「低い解像度で処理して高い解像度のように見せる」技術だ。
DLSSの利点は以下。
- パフォーマンス向上: 実際には低い解像度で描画しているので、より多くのfpsがでる。これによりゲームがスムーズに動きやすくなる。
- 画質向上: AIによる補完技術によって、見た目は高解像度に近づけることができるので、見た目も美しく保たれる。
- 省エネ: 高解像度で直接描画する場合と比べて、消費電力を抑えることができる。
実際にDLSSを使うとどのくらい変わるのか見てみよう。
この動画でもわかる通り、DLSSを用いることによってFPSは大きく向上しながらも同等の画質を実現している。
なお、DLSSを開発しているNvidiaは「Switch2のグラフィック性能はSwitchの10倍以上」と言っているが、本当なのかはいまだ明らかでない。次の項目で具体的にどれほどの性能なのかを確認しよう。
Switch2実機によるゲーム表現
Switchとの比較(メトロイドプライム4)
SwitchとSwitch2に出るゲーム、メトロイドプライム4の比較動画を見てみよう。
ぱっと見でもかなり大きな違いがあることがわかる。まず明暗差がSwitch2のほうが明らかに大きい。これはHDR機能のおかげだろう。また、テクスチャも1段階アップしているように感じられ、とてもクッキリ見える。
さらにSwitchでは最大60fpsだが、Switch2では2モードを選ぶことが出来る。それは「4K/60fps」と「1080p/120fps」モードだ。特に120fps対応は任天堂ハード初なので、ゲームのプレイ感に大きな影響を与えそうで楽しみだ。
Switchとの比較(ゼルダ)
ブレワイの比較動画を見てみよう。まずはグラフィックの繊細さに驚くのだが、やはり一番興味深いのは動画中盤あたりに出てくるロード速度比較だ。
Switch版のファストトラベルのロードはかなり待たされるのだが、一方Switch2版はめっちゃ爆走。TIPSを読む暇もないくらい。これはマジで革命。
Switch、XboxseriesSとの比較(ホグワーツレガシー)
Switch版からはやはり大きく向上したグラフィック。そしてXboxの廉価グレードであるSeriesSと同等のグラフィックをSwitch2は実現している。このグラフィックをハンドヘルド機として持ち運べる感動は本当にすごいと思う。
PS4、PS5との比較(ストリートファイター6)
画質があまり重視されない格ゲーでの比較。個人的にはPS4≦Switch2<PS5のように感じた。ただキャラクターの繊細さはPS4よりもかなり向上しているように感じられる。
PS4、PS5との比較(サイバーパンク)
PS4でもまともに動かなかったサイバーパンクがSwitch2に登場。PS4Pro、PS5にはグラフィックが劣るように感じられる。ただ、Switch2の映像はまだ開発段階らしく、40fpsでの動作を目標に調整しているようだ。そのため、この映像以上に進化する可能性も高く、さらにDLSSを使えればDLSS非搭載のPS4Proよりも美麗になるかもしれない。6/5発売なので、楽しみだ。
Switchとの互換情報
Switch2はSwitchのソフトも動く。しかし、その仕組みは開発者の話曰く「ハードウェア互換とソフトウェア互換の半々」らしい。ということで、現時点ですべてのゲームに対応してるわけではないので、それを確認しておこう。
現状は上の画像。任天堂タイトルで唯一対応してないのは「Toy-Con 4: VR Kit」。理由はVRキットに収まらないくらいSwitch2が大きいから。
任天堂以外のタイトルで問題あるのは現状141タイトル。詳細は下のURLを見てくれ。
ただあまり有名でないタイトルも多いから、あんまり問題は起きない気がする。またこの情報は現状なので、今後対応ソフトは増えていくと思う。